【コラム】距離を縮めてチームの力になる

運営委員の村山です、サポリンについて書きます。

スタジアムまで約120km、往復240km。
ほとんど毎試合、高速使わずに下道でスタジアムに通っていた。
その頃は単純に地元にあるサッカーを楽しんでいたし、あっちの道が近い、
こっちの方が混んでない、なんて言い合いながらスタジアムを往復する事で満足もしていた。
そこで仲間を作ろうなんて思いもしなかった。

ゴール裏に行く様になって、いつも同じ場所で頑張ってたら、
試合前に中心部の人にこっち来いって言われる様になった。
そのうちその人達の乗っているバスに誘われる様になった。
そこで気付かされたのは、いろんな所でいろんな悩みや雑用があるって事だった。
自分も何か出来れば、そう思う様になった。

一方、地元魚沼では、赤字覚悟でホームにバスを出している親父達と出会った。
シーパスは一カ所に集め、誰か行けない時は誰かを誘う。
こんなチームへの貢献の仕方もあるのかと少々ビックリしたりもした。

気持ちは変わったけど、地元はともかく新潟市内でやってる、どちらかと言うと小さい出来事、
勿論遠いからと気をつかってくれるのはわかるけど少々疎外感を感じたりもした。
”なんだ、呼んでくれよ”って。 ”だったら教えてくれよ”って。
”明日の試合に出す一発ダンマク作るから”って連絡貰って、その気持ちが嬉しくて車飛ばして行った事もあった。
仕事終わってから高速バスで新潟に駆けつけた事もあった。
そんな事をしたのは、やっぱり人知れずチームの為に悩んだり骨折っている人がそこにいたからだ。

”遠いから”って事で何かしたいのにって気持ち抑えている人はいませんか?
”私はチームの為にこんな事やってる”って教えてくれる人はいませんか?

自分は半年以上も手弁当で話し合ったいわゆる”準備委員会”の人間ではありませんが、
運営委員を小野代表に頼まれた時に、
”新潟までの距離も、サポーター同士の距離も、少しでも縮める事に役に立つんじゃないか”
そう思ってその事に役立てるならと引き受けました。

”自分も何か出来ないか”そんな、もしかしたら小さい気持ちでも、
サポーターズリンクで繋がる事で大きな力になるかもしれません。

まずは何が出来るのか、一緒に考えましょう。