1999.06.28 第15節 MatchReport 新潟×鳥栖

1999年6月28日(月)18:00キックオフ
於 新潟市陸上競技場
アルビレックス新潟 対 サガン鳥栖  ○ 5-2

 
※観戦記はありません。

【採点と寸評】
 
スターティングイレブン

GK #1 吉原 6.0
2失点ともGKとしてどうしようもないケース。あいかわらずハイボールに強い。そしてあいかわらずDFへの指示が少ない。

DF #2 木沢 7.0
攻め上がりをひかえ、守備に重点をおいたプレー。ほぼミスなし。
こまめに監督に指示を聞きに行き、みんなに伝える。唯一気になったのは失点にからむミスパスを出し、うな
だれる秋葉に声をかけてあげてほしかった。

DF #3 セルジオ 7.0
空中戦を完全に支配。鳴尾のロングスローを頭で後ろへ流し、リカルドの得点をアシスト。左足をケガしているが、その副産物としていつものように左におおきく開いてからのフィードと異なり、球離れがはやくなり結果として攻撃のスピードを早めることができた。

DF #4 柴 6.5
ギックリ腰をかんじさせないプレーぶり。セルジオとともに連敗中に比べ、だいぶ球離れが早くなった。開幕以来カードをもらってないことから証明されようにDFのうまさはチーム屈指。だからこそDFリーダーを目指し、もっと声をだして指示をおくるリーダーシップを求めたい。

DF #12 中野 6.5
ケガをおしての強行出場。中断期間にセンタリングの正確性が飛躍的に向上。攻め上がりは問題ないが守備に何回かミスあり。前半は左サイドを狙われて攻められた。

MF #22 秋葉 5.5
失点に直結するミスパスは集中力の欠如か。僕はむしろパスする相手に声をかけずにパスをだしたことがミスにつながったと感じた。それ以外は持ち前の運動量を生かしたチェック。瀬戸とともに連敗中にくらべポジションが高くなり、より中盤でプレスをかけやすくなり、ボールを奪う回数が増えた。

MF #7 瀬戸 8.0
守備に攻撃に大車輪の活躍。特に2点目の難易度の高いシュートを確実にゴールに結びつけるなど決定力も高い。はっきり言って文句のつけどころがないがあえていうなら審判がファールをとらなかったときの審判へ両手を広げてのアピールをなくしてほしい。でもそれも昨日は1回だけ。素晴らしいです。

MF #6 水越 6.5
得意のドリブルを生かし、再三にわたって相手DFを突破。また守備面でも粘り強くチェックを繰り返し、ボールを奪う。3バックになってからは馴れないポジションとはいえちょっとひどかった。前線に近いポジションじゃないと持ち味であるドリブル突破の威力が半減。

MF #9 リカルド 7.5
ハットトリックも見事だが、それより評価したいのは早い時間帯に先制点をとったこと。この1点でチームが落ち着いた。また、いままではスルーパスを出すイメージが強かったが昨日は再三前線へ飛び出し、得点を重ねる。ハットトリックしても派手なパフォーマンスをしないところがリカルドの真面目さの表れか。
ただ3バックになってからはボールにからめず、完全に消えていた。

FW #11 鳴尾 5.5
運動量を生かし、休みなく前線からのチェイシング。その影響かほとんどシュート打てず。パサーとの意図もあわず、攻撃面での貢献は3点目の瀬戸へのパスとリカルドへのアシストとなったロングスローぐらいか。FWならばゴールがほしい。とくに何回かあったゴール前での1対1で勝負にいかず、味方の上がりを待つなどプレーが消極的。このままではDFに怖がられないFWになってしまう可能性あり。

FW #10 サウロ 6.5
前半のうちは不必要なイエローをもらうなどいつもの気まぐれグセがでかけたが、点が重なるにつれてのってきた。とくにNステのマンJにも放送されたリカルドへのアシストはヒールスルーパスは圧巻。しかしファールをもらいにいくプレーの多さもあいかわらず。あまりやりすぎると審判への印象が悪くなるのでほどほどに。ゴール裏のサウロコールに応えるのは点をとってからでも遅くない。

途中出場

MF 8 筒井 4.5
彼の姿を確認できたのは交代時のみ。厳しい評価かもしれないがボールにからむ回数、チェックの位置など不満が多い。次節の仙台戦に秋葉の代りは筒井である可能性が高いがいい意味で僕らを驚かすプレーを期待したい。

MF 23 長谷川 6.5
練習試合とは違い右の攻撃的MFに入りやや戸惑いをみせたが、攻撃面では十分な活躍を見せた。ゴール前までのドリブル突破は2人のDFに阻まれたが、注目はそのあと。すぐに起き上がってDFへスライディング。おしくもボールは奪えなかったものの、サウロに見習わせたいプレーだった。ただし守備面では問題は山積み。採点は今後の期待を含めた6.5。仙台戦は瀬戸、筒井のダブルボランチでいくと思われるが、展開によっては筒井に代えて長谷川を投入し、瀬戸のワンボランチにして長谷川をトップ下にいれてみるのも面白いかもしれない。

FW #17 鈴木 5.5
得意の突破やスピードを生かしたセンタリングを見せたが、いかんせん3バックにしてからフォーメーションがバラバラ。気の毒だが点にはからめず。守備面でも中盤へ下がってしまいFWの役目果たせず。しかし現在好調な選手の一人。

監督 永井 6.5
今回の采配にはほとんど疑問なし。ただこの試合でこの形の3バックに見切りをつけてもらわないと次は苦しい。交代は木沢に代えて長谷川を入れたことを評価したい。あの場面なら水越、リカルドに代えて長谷川の選択肢もあったが、前半戦の連敗の反省を生かし、ベテランに休息を与えた。

採点者 アルビサポ ー
実は今回の観戦場所はゴール裏2列目。ドラム叩いてる背番号0さんからの距離2Mというかなり展開が見えないところ。それなのにまたもやえらそうなことを書いてしまいました。前回のような観戦記はもう書けません。実は前回全部書き終えるのに要した時間は6時間。今回も1度接続が切れるというアクシデントにあい、2時間半かかりました。僕にはこれが限界です。ご意見、ご感想のある方はMLに投稿していただけると幸いです。