私が真のアルビサポを目指そう、なりたいと思わせてくれたのもこのアウェイゴール裏での応援にみせられてのことでした。
それは、MSNがスポンサーとして参画させて頂いた2005年の開幕戦の地、味の素スタジアム。今でもあの応援を見て感動したことを、メインに居た自分の心がゴール裏に向いていたことも、明確に覚えています。あ!「この応援に自分も参加したい!」「アルビを応援したい!!」と思ったあの日のことを…。
人生のなかで熱くなれるものに出会うときというのは、そんなにあるものではないと思うけど、その思いが本当に強かったんだなろうなぁ、アルビのサポーターに魅せられたんだろうなぁってことの証明が、気が付けばこの3シーズンで、リーグ戦、ナビスコ、天皇杯を併せると60試合を超えるスタジアムでの観戦(参戦)をしていた。。。
よく仕事として観戦されているのですか? と聞かれることが多いのですが、実はサンクスデーやスワンでの一部イベントがあるときを除いては、会社とはまったく関係のないひとりの、いや一組の親子サポーターとして参戦している。アウェイは、100%ゴール裏、ホームもゴール裏になってきていますけどね(笑)。
今は私がなったように、ゴール裏で大声を出し続けることで、それに魅せられるサポーターがアルビにとって増えることはもちろん、サッカー界にとってスタジアム観戦の魅力を伝えることにもつながって欲しいと思っている。IT業界だからって、リアルな世界こそが本当に大切なんだと!
なんて、ちょっと前置きが長くなってしまったが、テーマのことを書きたい。
この6月の3週目は、8日間で3試合。そのうちふたつが関東でのアウェイということであれば、アウェイゴール裏を陣取る人達にできることは、苦しい選手達に精一杯の応援を自分なりのメッセージのつもりで送り続けて、選手に「やってやる」という気持ちをもってもらう為に陣取る場所だと思っている。
ゴール裏に集まるサポーターの想いは、アルビが勝つという結果を求めていることには違いないと思うけど、結果として悪かったときは、その感じ方や口にすることは、当然ながら個々で違って当たり前だ。だけど、選手を信じて、アウェイゴール裏という選手の力の源となる最も重要な場所で、クラブや選手を誹謗中傷するような行為はして欲しくはないと心から思う。
土曜日のフクアリでの千葉戦では、耳を疑うような内容の話がハーフタイムに自分のすぐ近くで語られていた。
どんなことかというのはここでは避けたいが…。
そんなことは一緒に戦うものとして聞きたくない。一緒に戦う者の士気を下げることは聞きたくない。つながる想いを断ち切るようなことは聞きたくない。アウェイこそ、来られないサポの為にも想いをつなげて、選手のチカラにするためにも! 選手を信じる者のみが陣取る聖域なんだと私は強く思う。
一緒に戦ってこその聖域。
いつかアウェイだって強いアルビというセリフをテレビの実況に言わせたい。それが語れる頃には、確実に誰もが認める優勝候補と呼ばれるようになっている日がくることを信じて、後半戦もアウェイゴール裏に子供たちと陣取りたい。
選手を信じて。
次のアウェイゴール裏は大阪万博競技場。リーグ戦でのガンバの連勝記録を止める権利が、我らがアルビのところに来ましたよ! 8/11その権利を是非行使しちゃいましょう! サポートしましょう! 選手を信じて、勝たせるという想いをつなげましょう!
突然の指名に(笑)、とりとめのない文章になってしまいました。本当にすいません!
2007年6月25日 17時21分 高橋 整
PROFILE of 高橋 整(たかはし ひとし)
ピッチで躍動する選手たちのユニフォームの背中にあるmsnのロゴマーク。そのユニフォームスポンサーmsnのスタッフとして、お子さんとスタジアムに通うサポーターとして、すべてを「アルビレックスのために! サポーターのために!」と奮闘を続ける熱き熱きナイスガイ! 応援に来てはゴール裏で声を張り上げ、アウェイにも駆け付け、サンクスデーでは獅子奮迅の大活躍、おじいさんの故郷でもある新潟への恩返しとして「新潟」の町に何をすべきかを考えに考え、マイクロソフトのオフィスのなかでは「いかにしてアルビレックスを勝たせるか。いかにしてサポーターを一致団結させるか」にう~んと頭を悩ませる…。サポーターでスポンサーでサッカーお父さんで…これもまさにポリバレント!