土曜日の磐田戦は、金曜日に豊栄祭りで買った「ぽっぽ焼き」を食べながらインターネットの動画配信で観戦しました。ぽっぽ焼きの細長い形状が、試合を観ながら食するのに適してるなぁ、ビッグスワンで売らないかなぁ、なんて呑気に考えながら観ていたら、あの結果ですよ。ある意味“祭”でしたね。次もアウェイで心配……ですが、まぁそれはさておき、日曜日にアルビレッジで行なわれたフットサルの“祭”、「JFAファミリーフットサルフェスティバル2006 with KIRIN」に参加してきましたので、今回はそのお話をしたいと思います。
このフェスティバルは、2002年に行なわれたW杯の記念事業として2003年から行なわれているもので今年で4年目。1年間にファーストステージ、セカンドステージ、サードステージ、スペシャルステージと4回開催され、その名の通り、一家族(お父さん、お母さん、お子さん)を中心にチームを作って参加する大会です。そしておまけ的な感じで(笑)レディース大会、ミックス大会も開催されまして、私の場合はそのレディース大会に参加しました。
競技開始前には大会役員の指導者の方からウォーミングアップを兼ねたクリニックがあったり、ブラインドサッカーの体験・デモ試合、フットサル新潟県選抜の選手相手にゲームができたり、とイベントもありました。
ブラインドサッカーで興味深かったのは、みんながボールに集まってしまうのではなく、守備のポジションをバランスよく配置していたり、勝つための戦術というのを見て取れたことです。レベルが上がれば当然のことなのかもしれませんが、初めてブラインドサッカーを見た私には驚きでした。そんな風に選手たちがボールの音、視覚障害のないキーパーの指示の声、足音に集中して耳を澄ましているのを観ていたら、こっちも集中してしまいました。
フットサル県選抜の選手とのゲームにもママさんたちとともに立ち向かってみましたが、ボールを回されるのを前に走ってばかりであえなく撃沈(苦笑)。それにしても、ズバッ、ズバッと足元に早いパスを出し、ピタっと止める、身体から離さずにボールを動かす(転がす)技を簡単そうにやっているのがうらやましい!と思いました。
とまぁ、こんな感じで朝から夕方まで楽しめるお祭りなのですが、開会式のあいさつでは「今回は参加者が少なかった」とのこと。私も半年程前まで知らなかったくらいですから、意外と知られていないのかもしれません。参加するにはサッカー協会にフットサル選手登録をしなければいけませんが、大会参加費はかなり安いです。その上参加記念品も貰えてかなりおトク(笑)。興味を持たれた方は是非、新潟県サッカー協会のホームページをご覧になってください。今年度は秋から冬にかけて、ファースト~サードステージまでまだまだ残っています。
せっかく新潟に住んでいるんですもの、親子で、お友達同士で、フットサルやサッカーの輪をもっともっと広げてゆきましょう!
2006年9月11日 14時37分 水野 栄子
PROFILE of 水野 栄子
みずの えいこ 1972年生まれ。新潟市出身。小学生の時に「キャプテン翼」の影響を受けサッカーをやりたくなるも、地元はサッカー不毛の地であり断念。1999年、アルビレックスの観戦が縁で浜崎、岡田の両氏と出会い、サッカープレイヤーへの道が開ける。現在は仕事と家庭とLSS(レディースサッカースクール)通いの両立に頭を悩ませている。