皆さん、1年間お疲れ様でした! 先日の大分トリニータ戦で今季のアルビレックスの全日程が終了しました。なんというかあっという間の一年でしたよね。僕のスタジアムMCとしての仕事もサンクスフェスタで一段落つきました。
それにしても、J1昇格後は毎年そうなんですが最終節がしまらない。今年の大分戦も当然しまらない。試合自体を3文字であらわせば『・・・』だったわけです(文字なのか?)。失点は2点ともにアルビからレンタル移籍中の鈴木慎吾選手のセットプレーによるもの。『・・・』度数もぐんぐん上昇していきます。
しかも最終節は5位~8位までの可能性があったわけですから。5位の賞金は4000万円で8位は0円ですから1試合4000万円ですよ!! ミリオネアでも最高1000万ですからね。みのさんがアレだけひっぱって1000万ですよ。まあ、鈴木慎吾選手のフリーキックもディフェンスがひっぱって発生しているわけですけど・・・。1000万<4000万ですから、みのさん以上のひっぱりです。(何が自慢したいんだ!)
ただ、ここが不思議なもので負けてしまったにも関わらず、結果は前節と変わらない6位だったんですよね。7位のマリノスが引き分け、8位のレイソルが負けてくれたおかげです。
ちなみに5位だった川崎は引き分けですから、仮にアルビが大分に勝ったとしても16点差を付けない限り5位には上がれませんでした。僕のサッカー史上最悪の思い出である女池小学校(森下スタメン)VS桃山小学校ですら0対13だったわけですから、16点差というのは無理と言っていい点数差でしょう。
つまり結果論としては「勝っても負けても順位には変動のない試合」だったわけです。いわゆる消化試合ですね。大分戦はそれをあらかじめ見越した試合だったのです・・・ということで自分を納得させることにしましょう。もし、チームがそれを予期していたとすれば凄いことですけどね。
さて、その先見の明を生かしてほしいのがこれからのオフシーズン。この時期はネガティブなニュースが溢れかえっています。毎年の傾向でアルビレックスは発表が遅いので不安感が募ってしまいます。
しかし、アルビの近年の補強は素晴らしい!! 今回も「不安」ではなく「期待」して待ちましょう。J得点3位のエジミウソン選手の穴を埋めるのは大変だと思いますが、過去にはJ2得点王の穴を埋めた実績があるわけですからね。
とにかくオフシーズンとはいえ僕らも毎日がドキドキで気は抜けないようです。でもそっちの方がいいですよ、きっと。僕自身もアルビはオフですがナマラの仕事自体はもちろんオンなわけです。気を抜いている場合じゃないんですよ。そういう意味ではアルビからも一定の刺激があった方がいいんですよ。つまり、最終節はしまらないほうがよかった。そんなプラス思考です。もちろん、これからはいい刺激を期待していますよ!!
2007年12月3日 15時34分 森下 英矢
PROFILE of 森下 英矢(もりした ひでや)
1981年生まれ。新潟市出身。新潟県を拠点に活動するお笑い集団「NAMARA」のピン芸人。アルビレックス新潟のホームゲームでは場内MCを務め、そのマイクパフォーマンスで4万人のサポーターの魂に火をつけている。趣味・サッカー、競馬、スキー。特技・料理。