【なじだった?】天皇杯3回戦町田ゼルビア戦 雑感

亜土夢、大輔、超がんばれ!

試合後なのになぜか「頑張れ」な天皇杯。
やっぱり、天皇杯は天皇杯だな。

頑張り方がちょっと違う感じだし、そこが本番じゃないからどうしても「その先」目線になっちゃう。
新潟的にはのどから手が出るほど欲しかった13番目、14番目の選手の活躍ができたのが収穫なこのゲーム。
でもゼルビアとしたらガッチガチの「結果が欲しい」試合。

試合後の相馬監督のコメントがいい感じ。

町田ゼルビアマッチレポート

ーー前半は相手に押し込まれた。特にサイドから攻め込まれる回数が多かったと思うが?
 サイドをやられることは実際にはそれほど問題視していなかった。自分たちは、今季これまでも、まずは中央をしっかりと固めようという意識でやっている。
 それよりも、ボールに対してプレッシャーをかけた場面で相手からボールを奪いきれないこと、また、ボールを奪ってもしっかりと保持できないこと、この2点の方が問題だと考えていた。結局、そこができていないので、サイドで人数が足りなくなり、相手に押し込まれる時間が増えてしまっていた。

ーーそれは、やはり、相手の個人技が高いことが原因だったのか?
 それも多少はあると思う。でも、新潟戦は勝利した東京ヴェルディ戦よりもボール奪いに行く迫力が少なかった。あの試合は、90分を通して、例え1つ2つプレスを外されても奪いに行くことができたのに、新潟戦の前半では同じことができなかった。
 原因の1つとして考えられるのは、前半5分にマルシオ・リシャルデス選手にボールサイドに寄ったウラのスペースを突かれてスルーパスを出された場面が影響したことだと思う。
 高い位置からでもアグレッシブにボールを奪いに行くのが、今季これまで自分たちが続けて来たサッカーだが、あの場面では普段戦っているJFLではあまり経験できない高い個人技により、ウラのスペースを突かれてしまった。あのプレーにより、選手たちの中に少し迷いが生じ始めたように思う。
 確かに、背後のスペースを怖がってしまい、プレスに行くのを躊躇したり、DFラインを深くとってしまう気持ちもわかる。でも、それでも自分たちがやってきた事を貫く気持ちの強さを持たないと勝利する確率はどんどん下がってしまう。今季は、自分たちは引いて守るようなサッカーをやって来ていない。これまでやって来たことのないサッカーをして勝利できるほど、Jリーグのレベルは甘くない。
 実際に、ハーフタイムでは何も戦術変更はおこなっていないのに、後半は互角以上の戦いができた。試合を通して、自分たちの信念を貫くことが重要だと改めて感じる試合となった。

マルシオのようにプレッシングを受けるエリアでも正確にキープできる選手ってのはすごいね。
そのキープがあるから、勲はフリーになるし、大伍やウッチーにいいボールが出るしいいセンタリングがけれし、FWはいい準備ができる。

2点とも勲が起点となってサイドのプレーヤーから中へ入れた形。
これにヨンチョル、ミシェウ、ゴートク、大が入ってきてチームがどれだけレベルアップできるのかがリーグ終盤戦のポイント。

みんな頑張れ。

ゼルビアはカウンターからがーーっと5人くらいエリアに入ってくる迫力がよかった。
得点もカッコよかったけど、行く時は行くっつー切り替えができているのがいいと思う。