UEFAのプラティ二会長「ビデオ判定よりも審判の数を増やす方が望ましい」
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/eusoccer/headlines/20090424-00000004-spnavi-socc.html
現状の審判体制に何らかのサポートが必要であることは周知の事実とプラティニ会長。
選手のレベルが向上しているのに、審判は何の対策もせずに今まで通り3人で、というのは無理が来ているのかもしれませんね。プラティニ会長はビデオ判定の導入を「試合が一時中断されてしまう」という理由で反対しており、審判の数を増やし、多くの肉眼でチェックすることで解決しようと主張しています。また、本来引退しなければならない年齢の審判にも、新たな雇用が開けるメリットもある、とも。
サッカーは理不尽な部分も魅力だと思います。「あの判定はあーだこーだ」、「あれはゴールだ、いやノーゴールだ」。「そのせいで試合に負けた(またはおかげで勝った)」と、試合後に仲間と語らうのも楽しみの一つ。いい意味でアバウトな部分を残しつつ、ジャッジのレベルを上げられればいいですね。ビデオ判定でキッチリとした判定だけになっちゃうのは味気ない。
コメント
去年のラグビー、マイクロソフトカップでも使用されていましたね。
正直な感想は「時間がかかりすぎる」ということ。
確かに、ビデオが出るその瞬間は盛り上がるんだけど、何か大切なものを犠牲にしているような・・・昔のJリーグの「PK決着」を思い出しました。
試合を「結果」の観点で見ると、「ビデオ判定」にかかるようなビッグプレーが問題になります。
しかし、試合が荒れる/荒れないなどの進行の問題は、もっと日常的な反則の場面に起因するように思います。
審判の増員はコスト面で大変だろうけど、そちらの方に結論が向かってくれないかなあ。
ラグビーの場合、トライの瞬間に「ボールが地面に接地」していることが条件なので確認の為にもビデオ判定は必要です。
それに、ボールとピッチの間に相手選手が「トライ阻止」の為に「手や足、身体」を入れていることがあるので、ビデオは必要ですね。
審判も回り込んだりして確認してますが、あの大男達が密集してる中での確認は正直難しい。
また、ビデオ確認の時間は選手にとっても「給水時間」になってるし、試合時間も「タイムキーパー制」での「40分間」なので、それほど問題にはならないのでね。
単に「ビデオ判定」ではなく、「何を判定するか」が重要なんですね。
あとそのスポーツとの相性も。
アメフトなんかは『チャレンジ』で、確かタイムアウト権と引き替えでしたっけ?
もともと、チェーンとか、イエローフラッグとか、ある程度判定の際に時間がかかるスポーツもありますしね。
僕は副審の副審化がイイと思います。
ラインズマンを別に設けてね。
テニスの重要な試合はラインというラインに線審がいますよね。
どこまで人数掛けるかは別として、それなら審判の底辺を広げる事も出来るし、副審が副審らしい仕事が出来ると思うんですよね。