【なじだった？】11節 清水戦採点

3連勝！！！クリーンシート！！！
今回は6号がお届けします。

　
GK 21 東口　順昭　　7.0
　70分の岡崎との1対1を左手一本でストップした超絶ビッグセーブは、間違いなくこの試合の分水嶺。あれを決められるのと止めるのとでは大違い。素晴らしい。一蹴りで一気にチャンスを演出してしまえるキックの精度も相変わらず高レベル。

DF 22 西　大伍 　　6.0
　ナイスゴール。持ち前の攻撃力を発揮するシーンは少なかったけど、最後まで体を張って守備で貢献。サイドバックが板についてきた。

DF 3 千葉　和彦 　6.5
　上記の70分のピンチを演出したミス以外は素晴らしいプレー。出足鋭くボールにアプローチに行って何度となく相手の攻撃を潰した。

DF 6 永田　充 　6.5
　同じくボールに対する出足の早さと、的確な判断で真ん中の守備を制圧。連戦が続くと足が攣っちゃうのはご愛嬌。

DF 24 酒井　高徳　　6.0
　辻尾に完勝し、アグレッシヴに攻撃参加してヨンチョル、ミシェウとの絡みで左サイドに起点を作った彼のプレー抜きに、前半の好リズムは語れない。

MF 15本間　勲　6.5
　慶行と上手く距離を取りながら、相手の中盤から前線のスペースを上手く潰した。サイドバックの裏をさっとカバーするプレーはもはや職人芸。ミシェウのゴールを演出した攻め上がりもナイス。

MF 32 小林　慶行　　6.5
　おそらく、新潟に加入してからベストパフォーマンス。勲と上手く距離を取りながら、相手の中盤から前線のスペースを上手く潰した。パスの散らしとボールの受け方は本当に上手い。

MF 10 マルシオ　6.0
　中盤で精力的に走り、セカンドボール奪取に貢献。そこから攻撃につなげていく一連のプレーでリズムを作った。

MF 9 曺　永哲　6.0
　4試合連続ゴールはならずも、左サイドで何度もボールを上手く受けて起点を作った。今年の新潟の攻撃への切り替えスイッチは間違いなく彼。

FW 11 矢野　貴章　6.0
　相変わらずの運動量で相手のビルドアップにエラーを起こさせ続ける。本当に凄い。それと最近ゴールライン際のプレーに自信を持って勝てているのが素晴らしい。あとはゴールだけ。

FW 8 ミシェウ　　6.5
　最近プンプン匂い続けていたゴールの匂いをついに結実させる。あの時間で2点目を取れた意味は非常に大きい。彼が中盤で相手に攻撃的なアプローチをかけてアクセントになることで、新潟のビルドアップの相手に与える恐怖感がアップしているのは間違いない。
　
　
57′ ▲ 三門　雄大　6.0
　交代の期待通り右サイドに蓋をする仕事を完遂。ボランチに移ってからもよく動いてスペースを埋めまくった。

73′ ▲ ファグネル　6.0
　ここ最近前線でボールを受けて時間を作る、というクローザーの役割を担っているけど、その仕事を全うしている。

88′ ▲ 中野　洋司　採点なし
　
　
監督　黒崎久志　　6.5
　勲と慶行のキャスティングは大成功。相手が高木を投入して左サイドに圧力をかけてきた所で温存していた三門を投入して潰す交代策や、ファグネルの使い方もナイス。勲いわく2点目は「サイドバックとセンターバックの間のスペースを狙おう」という監督の指示の元だったとの事。こんな時、なんて言えばいいか分からないの。▲でいいのかしら？まだ早いかしら？
　
　
総評
　やっぱり清水はセンターバックがしっかりしていないと試合にならないチームだと再確認。廣井と平岡の二枚は正直ちょろかった。ボスナーの欠場はとても大きかったと思う。それと中盤での展開の貧弱さは、小野の不在を感じさせるものだったのは間違いない。
ただ、それを考慮に入れても、この試合における新潟の前線からのプレスと、コンパクトな陣形で作り上げた守備こそが勝利の主因だったのは間違いない。そこからのカウンターも冴えて来たし、カウンターに行けない時は前半のようにサイドで起点を作って相手を突っつくビルドアップも出来るようになってきている。やっと今年の「新潟らしい戦い」というものがどんなものかを、体現できるようになって来た。
とりあえず中断に入るまではこの勢いのまま突っ走りたい。稼げるときに稼いでおきたい。
　
　
　
おまけ
ボスナーの後頭部　8.0
さっきスカパーで観て爆笑。アウスタの実況席とメインカメラの位置を全く考慮に入れないポジショニングと、清水のチャンスと見るや凄まじいスピードで画面の左下を制圧するアグレッシヴなプレーを見せる。