ホークアイ&ゴールレフ ゴール判定にハイテク導入
http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2012/07/07/kiji/K20120707003623270.html
ゴール判定、機械導入決定…国際サッカー評議会
http://www.yomiuri.co.jp/sports/soccer/representative/news/20120706-OYT1T00422.htm
これ、地味に凄い事ですね。
まずは今年12月のクラブW杯で導入、問題がなければ13年コンフェデ杯、14年W杯ブラジル大会でも用いるとの事。
映像解析システムの「ホークアイ」と、磁場でボール位置を判別する「ゴールレフ」という2つの技術を使うようですが、どちらか一つでも機能しそうな気がします。ひょっとしたらお互いを補完するシステムなのかもしれませんね。
サッカーはどんどん高速化していますし、テクノロジーの導入は仕方ないかなとは思いますが、個人的にはちょっとさみしい気持ちもします。微妙な判定に「あれは入ってた」、「いや入ってない」といった不毛で楽しい議論が一切できなくなりますしね。言い方は悪いですが、不自由なスポーツのままならない部分というのは、(見てる分には)スパイスみたいなものですから(あくまで個人的意見)。ただ、選手にとっては公平でいい事だと思います。
それとEURO(ヨーロッパ選手権)などで試験していたゴール脇の追加審判員制度も認めるとの事。これも1000試合くらい行って、1回しか問題にならなかった(※)そうですから有効な手段ですよね。コストの問題はありますけど。
※サッカー=コリーナ氏、ウクライナ戦のゴール判定ミスを認める
コメント
テニスではホークアイが採用されていますよね。
軍事用に開発されたものの応用だとか。
ウィンブルドンとか一部の大会でしか見る事が出来ませんが、ビデオ判定を求める“チャレンジ”なる権利が1セットごとに3回行使出来るんですよね。判定が間違っていれば回数は減らない。
これ自体が駆け引きの対象となっていて新たな要素を加えて面白い。
そして“チャレンジ”を宣言するとボールの軌道を追ったCGが会場に再生される。すごいドキドキ感。
これまた、これ自体がエンターテインメント化してる感じでプラスに感じる。
ひとまず審判補助と言う形でスタートする模様のサッカーですが、僕は審判が猛烈なブーイングにさらされたり、身の危険を感じたりする事が減る可能性も大きなプラスなんじゃないかなって思います。
もし、Flash-lagとかでどうしても難しいオフサイド判定も含め自動化するのなら、主審も副審も他の判定に集中出来るのもイイ。
さすがにココまで来ると確かに無機質な感じもするし、違和感満々ですけどね。
相撲なんか、あんな狭い土俵で対象は2人なのに審判は6人もいる。それなのに、古式ゆかしいスポーツでありながら、尚もビデオ判定も採用している。
そう思うと1点の重みが大きいサッカーもこう言ったテクノロジーが採用されるのは全く違和感がなく感じます。
やり方次第では新たな魅力や他のジャッジの質向上に繋がるんじゃないかと本当に楽しみです。
しかし、1会場1,200万円だとか・・・。
おっと、記憶違い。1会場1,600万円だとか・・・。
こんなコラムもありました。http://www.jsports.co.jp/press/article/N2012070911553802.html
>>ニックさん
ありがとうございます。
なるほど、テニスで採用されているシステムなんですね。
既に実績があるので信頼性は高そうです。
ところでブーイングが減るかもという部分ですが、
個人的にはあまり変わらないんじゃないかと思います。
ゴールやオフサイドの判定でブーイングが出るのは
ファールや干渉の有無など、審判の判断が絡む場合が多いように思いますので。
例えば昨年の浦和戦とか。