【コラム】サンキュー、オレンジローソン・アルビレッジ店

聖籠のアルビレッジ(アルビレックス新潟練習場)隣にあった、オレンジローソン・アルビレッジ店が、本日31日18時をもって閉店した。

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練習見学者で、このお店のお世話にならなかった人はいないのではないかとすら思うローソンアルビレッジ店。店内には一般的なコンビニエンスストア商品の他、ひとつの棚を占領して並べられたアルビグッズが異彩を放っていた。選手にサインをお願いするのに必要な、色紙やペンなども置かれており、練習見学サポーターのことを考えた、うれしい存在でもあった。

お店の一角には、コーヒーなどを飲むことも可能なカウンターも数席備えられていて、サポーターだけでなく、記者や編集者がインタビューまでの時間を利用して一息ついている姿もよく見られた。

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営業最終日の今日、偶然近くを通りかかったので寄ってきた。

閉店まで残り数時間。弁当やパン、雑誌など、ほとんどの商品は片付けられ、陳列されているのは電池やノート、ソックスやガムくらい。あれほど豊富だったアルビグッズの棚も数点しか残っていなかった。事情を知らずに入ってきたお客は、あまりにがらんとした店内の様子に、面食らった表情を見せていた。

半額のガムをひとつ手に取り、会計を済ませて寂しく店を出る。最後、胸を張るようにディスプレイされていたサイン入りユニフォームが、私を見送ってくれた。

サンキュー、オレンジローソン・アルビレッジ店。