分類的にはコラムなんだか井戸端ニュースなんだかちょっと微妙だけど、井戸端ニュースのようなゴシップじゃないのでコラムで。
確かにこれは一理ある。
原因はTVと器の差だと思う。
野球はサッカーと比べると圧倒的に地上波情報が多く、コメントもダイレクトに国民に伝わる。視聴者に伝わるのではない。国民に伝わっちゃうのだ。
サッカーの場合、圧倒的にスカパーであり、地上波ニュースにはカズしか写らない。(やはりカズは凄い)
後者の器の問題というのはスタジアムの事。
ドーム球場の多い野球はオーロラビジョンや音響もしっかりしていて、ヒーローインタビューが凄く客席とリンクしている気がする。(見たことないからわかんないけどTVを見てると凄くリンクしている)
サッカーの場合、多くのスタジアムで音響が中途半端で非常に聞き取り辛い。
野球も案外こんなもんかも知れないけど、少なくともビッグスワンのヒーローインタビューは全然聞こえない。
去年の最終戦の内田の挨拶も何を言ってるのか良くわかんないところも多かったし。
あれがきちんと聞こえて、翌日の地上波に流れるようにならんとコメントは面白くなんねーだろうな。
もう一個、野球のサムライジャパンのコメントが面白いのは、彼ら自身が心底代表チームを欲していたからじゃないだろうか?
その喜びが、イチローに「日本の為にやりました!」といわせたんじゃないかな?
コメント
いやー、客観的に見て(聞いて、か)、サッカー選手のコメントはつまらないのが多いですよ。代表云々に関係なく、テレビから伝わってくるインタビューは、面白くない。面白い話ができる選手が少ない。直接話を聞いても、ちゃんと喋れる(気の利いたことが話せる)選手は本当に少ない。
これはスタジアム云々の問題じゃないと思いますね。
新潟の選手は、まだマシな方かな、とは思います。
ベテランは苦労人が多いから、含蓄のあることを話せるヒトが多いし、若手では、やっぱり大卒と高卒では差が出ますね。4年間の経験差は大きいなーと実感します。
インタビューする側(メディア側)の問題もあるんじゃねーの?
サッカー知らない、信頼できない相手じゃ、本音やいい話を話そうって気にならないと思うが。
単純に「慣れ」の問題だと思います。
インタビューに答える、あるいは人前で意見を発表する
機会が少なければ、上手く話せるようになる訳がありません。
プロ野球の選手は、単純にインタビューに答える機会が
Jリーグの選手よりも多いということが、
Jリーグの選手より話し慣れている理由だと思います。
ですから解決方法も簡単です。
話す練習をすればいいんです。
あるいはインタビューに答える機会を増やせばいいんです。
だってあの貴章が自分の誕生日ネタで笑いをとれたんですからw
確かに、“場慣れ”はあるでしょう。
しかし、単純にその競技の種目の違いだけだと思います。
野球の場合オフェンスの場面とデフェンスが表とか裏とか表現されますが、サッカーの場合その「表裏」が目まぐるしく変わり、実際試合が終わった時点で、自分たちのサポーターが喜んでいるのか、悲しんでいるのかを、確認した時に、選手達の頭の中でその試合での自分のでき具合が、偶像から実像へ変化するんじゃないですか?
固定された自分のポジションを、よくこなせたか(ピッチャーならよく投げて抑えられたのか、バッターならよく打てたのかの個人技の良し悪し)の上で勝利に貢献出来たかという側面が大きい野球と、MFがDFもFWもこなす(FWがDFもこなす貴章も居ますしね)、言うなら、ピッチャーがバッターにもなるサッカーでは、自ずとコメントし辛い部分も出て来ると思うんです。
勝利に貢献したシュートでさえ、パスの精度の高さで実質、アシストの力の大きい場合もあるのだから・・・。
“私は、サッカー選手に、試合の終わった直後に話を聞かないでくれ。”“マラソン一位でテープを切った選手にマイクなんか向けないでくれ。”と、思うタイプの人間です。
因みに、かみさんに、サッカーを野球に例えたら、「ゴールキーパー以外は全部ピッチャーだ!」と、言っています。
解りやすい表現だ。と、言われました。