昨日の夕刊に掲載された木村和司の連載コラム、「フリーキック自由自在」が、新潟サポの間でちょっとした話題になっている。
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コラムでは ”今のJリーグは結果至上主義に偏りすぎてはいないだろうか” と疑問を投げかけ、ひとつの具体例として先日の新潟×横浜Fマリノスの試合をあげている。その中で、木村氏は新潟の試合運びを批判。
“球を奪ったらすかさず縦へ。そして最後は個人頼み。好結果が出て、うまくいっている今のうちはいい。(中略) だが、現状のままで勝ち続けられるかどうか・・” (新潟日報4月8日夕刊より) と述べ、最後に、遊び心が少なくなってきているように見える現状は寂しい限り、選手が楽しまなければ観客も楽しめない、と結んでいる。
もちろん新潟サポーターから見れば気に障るのは確かで、「なんだこれは!」と、怒りの声が上がるのも当然である。対象となった試合が、木村氏が選手生命を捧げた日産 ~ 横浜FMということで、もしかすると『新潟ごときに』負けた悔しさもあったのかも知れない。ただし冷静になって記事を読み返せば、事実を含んでいることもまた確かだ。
まあなんというか、勝っているチームに対して、外国人頼みだの個人技頼みだのリアクションサッカーだのという批判は、これはもう定型文と言っていいくらいのお約束ごとだ。おそらく浦和サポーターあたりは、ちぎれるくらいに首をうんうんと縦に振ってくれることだろう。私だって散々言ったぞ、『やーい。ワシントン頼みの●●サッカー』、みたいな。
つまりひとことでまとめてしまえば、首位に立つというのは、賞賛も浴びれば批判も浴びるということなのだなぁ。なんだそのまとめは。批判されたってしょうがないじゃないか、だって首位だもの。みつを。
コメント
木村さん間違った事言ってないと思います。
カチンと来るけどw
でもさー、その前にさー
1.コーキチフットボールもどーなのよ?
2.去年のアルビからしたらドンだけ内容上がったと思ってんの?
この二点も触れといて欲しかったね。
「ワシが監督やったらアルビレックスなんかボコボコにしてやるけぇのぉ~」
と言ってくれればまだわかるんだけどなぁw
遊び心が加えられるほど、余裕しゃくしゃくなチームなら、その批判でもいいと思うけど。
全文を読んでないのでアレですが、関係者全員が一生懸命がんばってる今のアルビ、私は十分におもしろいです。
ていうか1点目はその指摘とは真逆なんだけどな~wwww
和司はあの超絶面白いブログの更新を頑張ってくれればそれでいい。
和司は天才ブロガー。
なんせブログ始めてから4ヶ月くらいコメント欄の存在を知らなかったくらいの天才っぷり。
あと最近「!?」という表現を覚えたようです。
去年大分がナビスコカップで優勝したときも、いろんな方面から(相手チームの選手にまでも)批判されてましたなぁ。
ま、理想と現実は違うわな。
欧州のサッカー見ても、個人頼みとかショートカウンターとか多いと思うんだが。
前半部分、「首位を走る新潟もそうだった」より前の部分は横浜Fマリノスについて書いてるように思えました。
「とにかく勝ち点3」という意識=3戦未勝利
「ならば、ずっとパワープレーでもしていればいいのに~中途半端」=後半頭から長身DFをトップに入れてるのにパワープレーに徹していない
で、「(一方対戦相手の)首位を走る新潟もそうだった」って感じで文章が繋がっているのかな、と。
マリノスの選手が楽しんでプレーしていない、という点には同感です。
木村和司さんなりの、古巣へのエールなんでしょうね。