【井戸端News】ヨンハッはどこへ

北朝鮮代表・安英学に柏、大分がオファー(スポニチ)

http://www.sponichi.co.jp/soccer/flash/KFullFlash20090623002.html

４４年ぶりのＷ杯出場を決めた北朝鮮代表のＭＦ安英学（３０）に、柏と大分がオファーを出していることが分かった。

◆

2002年～2004年に新潟でプレーし、倒れても倒れてももすぐに立ち上がる不屈の闘志と、さわやかな笑顔と実直な性格で人気を得た安英学(アン・ヨンハッ)。先日も北朝鮮代表選手として活躍し、同国は44年ぶりのワールドカップに出場を決定した。

「北朝鮮代表選手となって、ワールドカップに出たい」
新潟にいた頃からそのように語っていた彼がひとつの夢を実現したことは、政治がらみはとりあえず脇に置いて素直に拍手したいと思う。

ヨンハッは韓国でファッションモデルとしても活躍。現在は韓国リーグの水原に所属するものの、監督の構想から外れてしまったのか出場機会に恵まれていないという。

そのヨンハッに、現在18位の大分と17位の柏がオファーしたとの報道。あの『好青年』にまた会えるかと嬉しい気持ちがある一方、どちらもぶっちぎり残留戦線にいるチームゆえにビミョーな気持ちになるのもまた正直な思い。さて、ヨンハッは日本に来ることになるのだろうか。その場合、大分と柏、どちらに入団するのだろうか。

◆

ところでヨンハッを知る者には半ば常識だろうが、彼はプロとして新潟で最初につけた背番号「17」に強い愛着を持っている。名古屋に移籍した際も「17」、そして現在の水原でも「17」をつけている。　関係ないが、アイドル歌手の歌にも良く出てくるのが「17歳」というキーワード。大人でもなく子供でもない。大きくもなく小さくもない。割り切れそうで割り切れない、だって素数だし。と、そんな新鮮さをイメージさせるな数字だ。17歳女子高生なんて言うとそれだけで不可侵の神々しさを感じてしまうのは、私のオッサン感覚かもしれないが、

話がずれた
閑話休題

さて、ヨンハッが強い愛着を持つ背番号「17」。ちょっと調べてみたらなんとなんと、大分も柏も背番号「17」が空いているではないか。

大分は今年初めから空き番号だ(なぜ？)。柏はさらに何かを臭わせる展開になっていて、今年「17」をつけていた永井俊太(※新潟で監督をされた永井監督の息子)が、つい最近になって愛媛FCに期限付き移籍。

期限付き移籍ということは仮にヨンハッが柏に入団しても、すぐに17をつけることはなさそうだが、さて、その先のことまで考えているとしたら・・・。と、深読みしてしまうのは私だけだろうか。そうですね私だけですね。